出雲歴史博物館

島根県立古代出雲歴史博物館ファンクラブ会報「ぴらざ」届く。
古代出雲の不思議なカタチと題したコラムに紹介されている出雲型子持壺は興味深い。古墳時代の須恵器だが,近畿・瀬戸内海の子持壺と異なり,親壺,子壺みんな底が抜けている。
ヤマト政権に対する抵抗,アイデンティティの主張という説が述べられていたが,構造主義的に何か解釈のしようがあるようにも思う。
なお,古代出雲歴史博物館は2007年3月10日オープン予定です。
さて,この博物館はレリジョンフリーかという議論が残る。
もし,この博物館が神道べったりなら,たとえ神社本庁ではないと言っても,私は応援はできかねるが。
まあ,べったりだったら,そもそも行政もそんなところを応援しようがないはずだが。
ついでに,,指定管理者は「ミュージアムいちばた」(一畑電気鉄道丹青社近畿日本ツーリスト共同事業体)が指定されています。博物館の管理・広報は指定管理者,展示の企画,標本管理は県のスタッフという役割分担です。