東京書芸館の象嵌ディスク・オルゴール

東京書芸館については,本日記で,おかしな商品「幕末維新の志士達」東京書芸館東京書芸館のブロンズ像東京書芸館の悲母観音などで触れたところです。
今日の新聞には,「歴史ある名門工房の熟練職人が手がけた,伝統薫る芸術品−リュージュ社 『象嵌ディスク・オルゴール』」の広告が出ていました。「スイスの名門,リュージュ社の熟練職人」による「全6曲入り30弁の『象嵌ディスク・オルゴール』です」。「リュージュ社の作品は,音色の美しさのみならず,一流の熟練職人による造形の美しさで好評を博し《音楽を奏でる美術工芸》と称えられ」るものです。今回の商品には「象嵌細工が全て手作業で施され」たもので,また30弁のディスクが6枚付属しているとのこと。ちなみに6枚は,モーツァルト魔笛」,ヴェルディアイーダ凱旋行進曲』,シューベルト『セレナーデ』,シュトラウス『ウィーンの森の物語』,メンデルスゾーン『春の歌』,チャイコフスキー『花のワルツ』ということ。
価格は,ディスク6枚付きで288,750円。限定10点。2か月後のお届けということです。


立派な商品ですので,もっと情報を得たくて調べていました。
リュージュ社オリジナルのページでは,当該商品が見つかりませんでしたが,米国のオルゴールショップでは幾つか,販売情報も得ることができました。
例えば,The Music Box Shop Inc.では,4.1/2インチのディスクのDisc Music Boxとしてディスク6枚付きで1390ドルで販売されています。追加ディスクは1枚17.5ドルと言うことですね。
どんなディスクがあるかは,TheMusicHouse.Com, Inc.のページに出ています。ただ,こちらでは1枚30ドルと少し高めです(本体も,ディスク3枚付きで1500ドルですから)。
これで,追加でディスクが欲しくなっても安心です。

入手情報

12月21日まで限定で,ディスク6枚付きで1000ドルで販売しているところがありました。こちらです。
また,ちょっと高い(19万円ほど)ですけれども,日本語のサイトならこちら