九州電力川内原発で放射線漏れ事故想定し防災訓練

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=4430
九州電力株式会社川内原子力発電所薩摩川内市)で1月30日,一号機の一次系冷却水給水ポンプの故障で原子炉がスクラム(緊急自動停止)し,放射能が漏れたとの想定で訓練があったとのこと。訓練は鹿児島県の主催で22回目。何と,1984年の川内原子力発電所稼働以来,20年で初めての日曜日の実施。発表によると約6千人が参加したとのことだが,九州電力職員や関係行政職員がほとんどで,一般の地元住民の参加は約170人に過ぎなかったという。これらの住民は九州電力が用意したマイクロバスで避難所に到着、汚染検査を受けた。

毎年、訓練を点検している自治労県本部「脱原発ネットワーク」の高橋さんは「避難所で住民が登録後に汚染検査を受けるのは現実とかけ離れている。事故が起きれば二次汚染の恐れがある」と指摘したとのことである。
(解説すると,先に登録などというまどるっこしいことをするべきでなく,放射能による汚染検査,放射能防除を行い,住民の命を守ることを優先すべきである。登録とは,九州電力が行政による避難民のコントロールの一手順に過ぎないのだから。このコントロール九州電力や行政による情報コントロールとも関係があるんじゃないかと疑ってしまいます。)