市来町と串木野市の合併に関する串木野市民の住民投票

http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20041211#p1
http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20041124#p1
http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20041112#p2
の合併問題。−ちょっと怒りモード。
本日,串木野市で住民投票が行われました。

住民投票の原動力はいくつかあったようですが,昔からくすぶっている川内市(現薩摩川内市)との合併派の存在,"弱小な"市来町と合併するのに「いちき串木野市」となってしまうのに納得がいかない派の存在,国の市町村合併方針に反対する派が代表的かと思います。
以前の住民投票で合併協議会の設置が住民の意思として決定した際に猛反対したのが,川内市との合併派。これが議会で大きな勢力を占めていた。本来ならば,民主主義の世界,一度目の住民投票でこれで決着がつくはずだったのに,川内市との合併派が「いちき串木野市」という名称への心情的な反発を盛り上げ,再度税金を使って住民投票へ持ち込んだもの。−−串木野市のホームページの掲示板を見てみると,市来町串木野市なんぞとの合併などするべきでないと思うほどの,「特定の串木野市民」の暴言の数々。
−それが少数派に過ぎないというのがわかったのが今回の住民投票の一番の成果でしょうね。
結果としては,串木野市民の選択が明らかになりました。投票率は62.63%。開票結果は合併賛成が9,765票,反対が3,288票。
これで串木野が合併反対を選んでいたら,串木野は独立の道を歩まなざるを得なかったと思います。それは,自分自身で選んだ道でなかったとしても。
一方,市来町日置市への合併が可能である状況だった。
民意が明らかになった今,http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20041211#p1で触れたように議員さん方には責任をとってほしいと思います。

辞意

串木野市の掲示板によると,ちゃんとちゃんと辞意を表明している議員さんがいらっしゃるようです。見直しました。