その後の袖ケ浦市議会議員の騒動

産経新聞千葉版より(2005年6月4日)
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/chiba/050604/kiji05.html

病院贈収賄 袖ヶ浦市役所捜索 県警
 君津中央病院(木更津市桜井)を舞台とした贈収賄事件で、県警捜査二課などの合同捜査班は三日、収賄容疑で逮捕した袖ケ浦市議、尾高信人容疑者(六三)の容疑を裏付けるため、同市役所二階の議会事務局や同容疑者の自宅など関係先数カ所を家宅捜索し、会議録や名簿類などを押収した。一方、この事件や無免許運転で市議二人が相次いで逮捕されたことを受け、袖ケ浦市議会の臨時会議が三日開かれた。
 臨時会議では、関政彦議長が「議会として市民におわびしたい。議員個々が同じ認識を持ち信頼回復に努めることをお願いしたい」と、出席した議員二十人(欠席三人)に呼びかけた。ただ議長が会議での質疑応答を認めなかったため、一部議員から「真相究明の姿勢を示すべきだ」と反発する声が出た。
 会議後、関議長は取材に対し「現段階で(二つの事件で)質疑応答を行うのは適当ではない」と説明。
 収賄容疑で逮捕された尾高容疑者が容疑を否認していると伝えられ、事件の全容解明もまだ進んでいない▽無免許運転で逮捕された鈴木喜久男容疑者(五五)とは面会できていない−を理由に議会として対応を話し合うには時期尚早との見解を示した。
 これに対し、「議長名で招集しながら無責任極まりない運営だ」「対応を協議すらしないのか」と憤る議員もいた。

http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20040916#p1
http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20040923#p1
で触れた袖ケ浦市議会の件ですが,あの事件で懲罰動議を提出し,また賛成討議を行った市議を「言論封殺賛成派」と名付けるならば,
「言論封殺賛成派」鈴木喜久男市議は違法行為=無免許運転で逮捕。同じく「言論封殺賛成派」関政彦市議は賄賂事件の真相解明に消極的という,非常にわかりやすい構図。
しかし,今回収賄で逮捕された尾高信人市議はもちろんだが,たくさんの言論封殺賛成派市議がおり,
一方では袖ケ浦駅北側土地区画整理事業利害関係者が見え隠れする市議会。
おもしろくって,わかりやすくって,涙が出そうですね。
高市議は直接は北側開発賛成派ではないとの表現も。東京新聞(2005年6月3日)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20050603/lcl_____cba_____000.shtmlによると

 尾高容疑者は旧袖ケ浦町議を経て、現在市議四期。関係者によると、面倒見の良さから地盤の同市三ツ作地区には特に熱心な支持者が多い。
 市内で賛否を二分する袖ケ浦北側土地区画整理事業については、計画面積を拡大するなら賛成として、現行の市の方針に反対する姿勢を明確にしていた。

http://www.portland.ne.jp/~tisono/election-result.pdf
こういうのもありますが。