国家権力による控訴,日本はどこへ。

アムネスティが良心の囚人として--戦後の日本では初めてだと思うが,--認定している立川の反戦ビラをまいて拘留,起訴された人々。地裁では逮捕,拘留,起訴が,国家権力の乱用と指弾されていたが,恥ずかしくもなく,国検察は控訴の予定という。
この恥ずべき現統治システムを世界人民に明らかにしたい。
沖縄で米国軍人による犯罪が起きている。沖縄での主権がどこにあるかはhttp://d.hatena.ne.jp/ironsand/20041211#p3でも触れたことではある。
米国軍人の引き渡しなど望むべきも無い。
ただ,その理由の一つとして,日本の公安のあまりにも恣意的な運用,拘留人に対する人権弾圧の状況が米国からあげられている。
今回のビラ蒔きが弾圧される状況,アムネスティから“恥ずべき統治システム”と指弾される状況では,主権を取り戻すこともできない。
沖縄で,人々が,米軍に,そして日本の統治システムに抑圧されている状況。どこからいったい手をつければいいのやら。