労働政策研究・研修機構や科学技術振興機構の廃止を企てている人たち

昨日のエントリーで紹介した産経新聞の記事。他のブログ(高葦さんのLogbuch)などを見てみても,事実ではなく,ためにするためのリークだったようですね。
寝耳に水状態,全くの想定外という面もちで,こちらにも,「なかのひと」がいらっしゃっていましたし。
財政状況を考えれば,政府全体として支出削減を進めていくことが必要なことはわかりますが,労働政策研究・研修機構科学技術振興機構の廃止論者は,想定外としか言いようがないように,それとは全く別な観点なんでしょう。あの産経新聞においてすら,「給与水準が高い」という廃止の理由にもならない理由を掲げざるをえないぐらい,理由がないのですから。
労働政策研究・研修機構の廃止論が出てきたのは,やはり,いわゆる「政商」たちなのかもしれませんね(9月25日のエントリーで,ちょっとだけ触れましたが)。ただ,科学技術振興機構については想像ができません。まともな理由がない場合は政治的な・個人的な損得や憎悪があることもあるのですが,そんなものでしょうかね。
労働政策研究・研修機構がいまこそ必要なことについて,風のかたち?さんのエントリーが詳しいです。

労働政策研究・研修機構について

風のかたち?さんのエントリーが見られなくなっていますので,参考までに他の方のブログも紹介。
後藤和智の雑記帳−「労働政策研究・研修機構」廃止に反対する
吐息の日々〜労働日誌〜−労働政策研究・研修機構の存続を望む