白の民俗学他
白の民俗学へ
白の民俗学へ 白山信仰の謎を追って 前田 速夫 河出書房新社 2006-07-11 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
白山(しらやま)信仰を通して,特に「白」の「死」との関係性を尋ねたもの。筆者は元「新潮」編集長。
空疎な小皇帝
空疎な小皇帝―「石原慎太郎」という問題 斎藤 貴男 岩波書店 2003-03 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
単にタカ派というだけでなく,差別主義者であることは自明であったが,その節操の無さ,日和見主義のひどさが騙られる。それより,こういう人を支持する人がいるという「現実」に驚く。
「不可侵,不可被侵」−侵すべからず,侵さるべからず。結局,石原慎太郎支持者は,侵すことも許容し,自分が侵されることも許容する,そういうメンタリティーを持っていると説明できるように思う。
11月23日追記 石原慎太郎の支持者の思考パターンと産経新聞,読売新聞
平和遺族会全国連絡会代表の西川重則氏によると,毎年8月15日に,都知事の石原慎太郎は,だいたい昼の12時30分頃,公用車で靖国神社の到着殿に来るとのこと。そこには,多くの支持者が,日の丸の小旗を渡され,石原氏の到着を「応援」しているらしい。その支持者の集団らしき男性が,例えば「朝日,帰れ!」「毎日,帰れ!」「おまえたちはなぜここにいるのだ」と大声で叫ぶと,それに和したように,他の石原支持者も「朝日,帰れ!」「毎日,帰れ!」と騒ぎ出す。そして「読売,がんばれ!」「産経,がんばれ!」と続くとのこと。また,ある年は,中国蔑視の叫びが繰り返されたという。
小皇帝をあがめる人々の思考パターンは,どうなっているんだろう。
塩の街
塩の街―wish on my precious (電撃文庫) 有川 浩 メディアワークス 2004-02 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
『図書館戦争』の有川浩の一冊目?。設定に少し無理が・・,深みがない・・と言いながらも面白く読めます。ただ,イラストがイラストなので,電車の中では私ゃ恥ずかしくて読めません。
わたしが見たポル・ポト
わたしが見たポル・ポト―キリングフィールズを駆けぬけた青春 馬渕 直城 集英社 2006-09 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
未読。とりあえず,ポルポト側視点で書かれたもの。