ウィルスが昨日,今日来ています。

昨日,今日ともウィルスが1通ずつ来ています。添付ファイル名はvideo.exe。
NortonではTrojan.Peacommとして表示されます。
Yahoo!カナダのニュースでも話題になっています。
件名は今日来た分は"Radical Muslim drinking enemies' blood."でした。Receivedを見ると
144.44.78.31(Getronics PinkRoccade B.V.,オランダ)からで,
85.202.20.99(Volia Broadband service,ウクライナ)を経由して来ています。ご注意を。

各アンチウィルスベンダーでもこのウィルスについてのページが出来てきています。1月23日追記

Symantec
 ウィルス名 Trojan.Peacomm
 http://www.symantec.com/region/jp/avcenter/venc/data/jp-trojan.peacomm.html
McAfee
 ウィルス名 Downloader-BAI!M711
 http://www.mcafee.com/japan/security/virD.asp?v=Downloader-BAI!M711
TRENDMICRO
 ウィルス名 TROJ_SMALL.EDW
 http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=TROJ%5FSMALL%2EEDW

感染タイミングによっては,さらに複数のウィルスがこのウィルスによってダウンロードされていることがありますので,ご注意ください。
それにしても,ウィルス名が各社で違うのはなんとかならんかな。

ノートンで「アウトブレーク警告」が出ても慌てる必要はありません。1月23日追記

ノートンをインストールしている方々に「アウトブレーク警告」が出た方がいらっしゃることから,この日記のコメントのような状態になったようです。
今回のウィルスTrojan.Peacommについては,ノートンが脅威度3と位置づけため,この「アウトブレーク(感染拡大)警告」を,ウィルスパターンが最新でない利用者に出したものです。この警告が出たからと言って,感染しているわけではありません。(もちろん,この状態で心当たりのないメールの添付ファイルを開くと悲惨な状態になりますが)
自動アップデート,またはコメントにありますように手動アップデートで最新のウィルスパターンをインストールできれば警告は出なくなります。
ウィルスパターンが最新であろうが,なかろうが,心当たりのない添付ファイルを開かないようご注意ください。

ひぐま さんのブログにも出ています。

なお,もし添付ファイルを開いて感染してしまった方は,駆除が必要になります。上記各アンチウィルスベンダーのサイトをご参考に。