日本航空の安全運行は守られるのか?
日本航空(日航)の過去の労務管理については鎌田慧氏の『ルポ大事故!その傷痕』に基本的にはゆずるが,機長管理職制度,第二組合策動など,現場の人間の意見を切り捨てる制度をとってきたことが指摘されている。
JASこと日本エアシステム(ここは個人的に好きなんです)を合併し,サービス等も折衷したものができているが,いま,現場の意見のくみ上げはどうなんだろうと思って見てみると,日航は相変わらずのようです。
http://www.bekkoame.ne.jp/~jcau/zangyo_2.htm
会社は自分と株主のため収益第一,管理職も自分と会社のため収益第一,乗組員は自分も含め,目の前のお客様の安全第一。その方向性は,おそらくANAも含め,どこの航空会社も似たようなものでしょう。JR西日本は激しくそうだったんでしょう。
ただ,日航の問題点は会社中心主義に陥っているところ。日航と管理職は,会社のため,株主のため,どれだけ目先にとらわれて,本来の利益を失っているのでしょうか。どれだけ,日航は整備と乗務員,パーサーを追いつめ,お客様指向outwardから会社絶対指向inwardになっているのでしょう。
8月に日航に乗ります。妻と子供二人,すなわち家族全員です。今から心配です。JASのクルーに当たればいいのですが。
日航の補償金は微々たるもののようです。保険をかけましょう。さて,誰を受取人にしようかね。
参考
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