アメリカ合衆国のアフガニスタン侵略

朝、ニュースが入った。アメリカ合衆国によるアフガニスタンへの攻撃が始まったという。


いわゆる同時多発テロは、多くの人命を奪った犯罪である。
しかし、その犯罪に対して、通常の国内法で捜査し、逮捕し、起訴を行うことなく、攻撃を加えたアメリカ合衆国の振る舞いは武力の乱用と言わざるをえないだろう。


通常の手続きを経ない、すなわち、市民警察による解決でなく、軍による解決を図ったことについて、同時多発テロは犯罪ではなく、戦争だと言う人もいる。
しかし、テロ以来、この1か月の間、戦争状態に入っていたと言えるであろうか。
もし、テロが戦争であれば、すでに戦争は終わっていると言えるし、もし、テロ以来も戦争状態であったと言うのであれば、それでは、いったい、その戦争状態はいつから始まったのか。


クウェートへのイランの侵攻からか、ソ連によるアフガニスタンへの侵攻からか、それともイスラエルの建国からか、または、さらに昔からなのか。

勝手に他国に武力でもって内政干渉を行い、ちょっと本国にちょっかいを出されたら圧倒的物量を持って侵攻し、多数の人命をうばう。
アメリカ合衆国という暴れん坊がいよいよ本格的なテロへと乗り出した。


私はいかなるテロにも反対します。