企業の社会的責任

http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20050626#p1http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20050706#p2で触れた件。
http://chibachadiary.at.webry.info/200507/article_14.htmlにあるように,日本テレコムはシラを切っているようです。
すでに2月にhttp://k1fighter.hp.infoseek.co.jp/YahooSagi/YahooSagi5.htm#YahooSagi5にあるように,数千件の架空申込みによる抗議を受けた日本テレコム。抗議を受けていない数を含めるとどれほどの数になるのか。
そのためにNTTやKDDIはどれほどの損害を被っているのか。
そして,そのために,住民の権利はどれほど蹂躙されているのか。
CSRは経営上の課題です。
企業の根元的目的は,組織の存続と株主への還元です。そして,今,直接のステークホルダーである株主とクライアントだけでなく広く人々の信頼を失う企業は存続の芽を失う時代となっています。
せっかくの優良企業が!というのは雪印や三菱の例で経験済み。
企業は,社会的に責任をとることが求められる時代となっています。
もとより通信事業者,特に「第一種通信事業者」という権利がなくなった今日,通信事業者としての責任を全うしない企業が存続できなくなるのは当然と言えましょう。
そして,そういう企業を許さないのが,住民の気持ちであり,今後のための責務でしょう。