迷惑メール対策をとる気がないユーズコミュニケーションズ

今日来たspam
ヘッダは
Received: from usen-221x241x126x158.ap-US01.usen.ad.jp (usen-221x241x126x158.ap-US01.usen.ad.jp [221.241.126.158]) by ****.****.ne.jp id 8BKCZP80; Mon, 25 Oct 2004 06:47:09 +0900 (JST)
Date: Mon, 25 Oct 2004 02:40:35 +0400
From: "Stephan Arias"
Subject: We have a money-back guarantee on pharmaceuticals.
To: ******@****.****.ne.jp
Message-id:
MIME-version: 1.0
Status: O
Content-Type: multipart/related; boundary="Boundary_(ID_3fZWj73H6MnySu38GkH2GA)"; type="multipart/alternative"
Content-Transfer-Encoding: 7bit


本文は
http://groups.google.co.jp/groups?q=We+have+a+money-back+guarantee+on+pharmaceuticals&hl=ja&lr=&selm=20041021113501.21147.qmail%40failed.com&rnum=1を参照のこと

まあ,ユーズコミュニケーションの顧客のパソコンがトロイの木馬にやられて踏み台になっているものでしょう。
しかし,顧客にとっても,ユーズコミュニケーションにとっても,日本のインターネットにとっても,こんなトロイを放置しておくことはよろしくないので,情報提供をすることにしました。

メールで情報提供しようとするも

ところが,迷惑メールの情報提供をabuse@usen.ad.jpに出しましたが,

----- The following addresses had permanent fatal errors -----

(reason: 550 Error: Message content rejected)

----- Transcript of session follows -----
... while talking to mx.usen.ad.jp.:
<<< 550 Error: Message content rejected
554 5.0.0 Service unavailable
として,受け取り拒否されてしまう。 だけでなく,も死んでいる。
フォームで情報提供しようとするも
それではと,http://www.usen.ad.jp/(http://www.fttx.co.jp/に飛ばされます)から苦情フォームを探すと,あったあった。http://www.fttx.co.jp/jp/contact/spam/contact.cgiに情報を書き込んだ。
一番下に「弊社で調査の結果、送信者が他の通信事業者の契約者である場合には、当該事業者に連絡の上対応を依頼します。その際、当該事業者に、お客様からいただいた上記情報を転送させていただくことに同意されますか?」と書いてある。
「どれどれ,苦情があったことを転送してもらうのはOKとしよう。しかし,自分のメールアドレスをどこだかわからないところに転送されてはかなわんな。こっちはNo!だ」とチェックし,送信ボタンを押すと・・・・
「申告内容や個人情報の転送についてご同意頂くことができませんでしたので、お問い合わせの送信を中止致しました。」 「えっ」と驚きましたね。苦情を受け付ける気がない業者があるなんてね。
スパムを自分で調査・対処する能力がない業者
スパマーに個人情報を提供しなくても調査はできる。こちらはユーズコミュニケーションには自分のメールアドレスも,スパムのヘッダや本文も開示しているのだから。回線を貸している事業者にReceieved Headerに基づき,照会をかければいいだけの話。個人情報を大事にしながら,スパムに対応していくのが,あたりまえのこの時代に,こんなことをやっている業者が日本にいるのが恥ずかしくなりますね。 最近,usen.ad.jpからのスパムが増えてきていたと思ったら,こういう事情があったのか。業者間で,責任を分散して,結局誰も責任をとらないusenの回線。こんなとこにわざわざスパムの情報提供をするよりも,ブロックリストを使って切り離した方がよさそうだね。