ブーンドックス,ボロを着た王子様 他

ブーンドックス

ブーンドックス
ブーンドックスアーロン・マッグルーダー著, マイケル・ムーア(序文),町山智浩 (編訳)

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starsというわけで、増刷と続刊を期待
starsアメリカの「普通」のひとつのあり方か
stars注釈がないとキツいとこもあるけど
starsほめられるだけの事はある。
stars気軽に読んでみて、面白いから

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TBSラジオ・『ストリーム』という番組のコラムの花道で紹介されていた本。アメリカの新聞に掲載のコミックをまとめ,訳を入れたもの。
まとめられたのは1999年から2003年なので,小ブッシュの就任前から第一期の途中にあたる時期。このぐらいの時期の,アフリカ系アメリカ人など(とにかく一括りにはできない)を取り巻く状況を皮肉たっぷりに紹介しています。
著者は,主人公のヒューイ同様,シカゴで生まれ,後にメリーランド州の白人ばかりの郊外住宅地に引越したという経歴の持ち主。
4コマ,8コマ漫画っていうのは読者が共有して居るであろうその背景を思いっきり省くため,日本で読むには,編訳者の注釈もあるものの,なかなか読み飛ばすという訳にはいきません。しかし,特にアメリカの人種状況に関心のある方は必読。

日本列島飛び地の謎

日本列島飛び地の謎日本列島飛び地の謎
浅井 建爾

廣済堂出版 2008-10-28
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ネタ本としても面白く、地図で再確認したくなる。
しかし、最も面白いのは、市町村合併に関する話。明治の大合併,昭和の大合併,平成の大合併の中で,地域は離合集散し,市町村境は入り組む。生活感覚としてのコミュニティもしくは「マチ」や「ムラ」と行政単位としての市町村の微妙な混じり合い。

ボロを着た王子様

ボロを着た王子様ボロを着た王子様
村崎太郎

ポプラ社 2009-04-17

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著者の村崎太郎氏については,2008年10月25日のエントリー「太郎が恋をする頃までには」でも触れたが,次郎を相棒とする猿まわし師。 先のエントリーでも触れたように,これまでにもいくつかの著書や関連本があります。
本書は未読だが,いずれにせよ宣言している人の動向は気になります。