内視鏡検査2

前日(http://d.hatena.ne.jp/ironsand/20050224)で書いた内視鏡検査行って来ました。
前夜ですが,マグコロールとプルセニドを飲み,9時30分ごろからトイレ通い。

12時までに7,8回は行ったでしょうか。
12時頃に寝付き,夜中は一度目が覚め,2時前にトイレに行きましたが,あとは朝6時30分までぐっすりと眠ることができました。

さて,翌朝まず,お茶と薄めたポカリスエットで水分補給。朝8時に水でプリンペラン2錠。(電車の中でした)
8時30分ちょい前に病院に到着
受付をすませ,控室を案内していただき,9時30分から,噂に聞く腸管洗浄剤ムーベン1.5リットルに突入しました。
思ったほどまずくもなかったですね。
飲み始めて20分ほどで1回目のトイレに突入。
さて,実は今日は結構寒い日だったのです。控え室は暖かいのですが,トイレはめちゃくちゃ寒い。長めのダウンジャケットを着ていったので,トイレでは脱がざるを得ない。
ということで,一番つらかったのは,冷たいムーベンを1.5リットル飲むことで体が中から冷やされ,7回も8回もトイレに行くたびに体が外から冷やされることだったですね。
暖かい控え室の中でダウンにくるまりながら,小さくなって本を読んでいました。
相棒さんも一人いました。驚くことに,このヒト,ムーベン1.5リットルを30分で飲み干してしまいました。
トイレは一つしかないので,代わりばんこでトイレに行くこととなりました。
私も1時間(10時30分頃)ほどで,なんとか飲み干し,あとは完全に中身が出ていくのを待つだけに。(ムーベンのほかガスコンドロップも入っていたかも)
さて,午後1時に,再度看護婦さんが呼びに来て内視鏡室前に移動。
相棒さんの方が朝の受付が早かったこと。上部内視鏡の患者さんが別にいたこともあり,相棒さんの内視鏡の開始が午後1時45分頃となりました。
内視鏡室隣の控え室で待ち,私の順番がやってきたのは2時20分頃(もう検査着には着替え済み)。アレルギーや既往症等の確認・説明のあと,承諾書を書き,診察台へ。
ブスコパンホリゾンを注射し,血圧・脈拍確認。そして,検査中の脈拍モニターを指にセットしてからいよいよ内視鏡突入。
ホリゾンは鎮静剤で,朦朧とするかもと言われていたが,意識のうえでは,あまり利かなかったように思う。でもおなかの筋肉の緊張はしっかりとれていたんだろうな。
とにかく,まな板の上の鯉状態。自分の背中の側も見ることなく,膝を曲げ,横を向いて,じっと15分ほどを過ごしました。後ろで,いろいろやっている気配はありましたが,お尻の中に光ファイバーが入ってしまえば,はっきり言って身動きはできません。生理食塩水とかキシロカインゼリーとか使っていたようです。
ぐりぐり入る内視鏡もですが,腸を膨らませるために空気(空気じゃないかもしれないが)を入れるのが,おなかが張って不快だったですね。
途中でおなかを触診され,ああ,もう最後まで(盲腸の前まで)入っていますね。などという言葉を聞き,あとは抜けるだけとほっとしました。
実際には,抜くときのほうがよく中を見るようで,意外と時間がかかります。途中“びらんが”などという言葉もやっぱり聞くことができました。
内視鏡が抜けたあと,お尻を拭かれ,仰向けに。
とにかく,やっと検査終了
あとは控え室に検査台ごと運ばれ,「鎮静剤を打っていますから30分ほどは横になっていてください」ということで,そのまま目を閉じて横になっていました(おなかが張って少し苦しかったですが)。
30分後に看護婦さんが来て,「異常がなければ検査着から普段着に戻って」とのこと。そして会計用の資料を持ってきて,「これを会計に提出して精算をすませて,お帰りください。万一その後具合が悪くなったら・・・」と説明の上,資料を渡してくれました(この資料でキシロカインを使ったことなどはここで確認)。
そして臨床診断のところに手書きの文字で「潰瘍性大腸炎」と。
予想はしていましたが,「まあ,やはりか。」という残念さと,大腸ガンでなくってよかったという(ポリープもなかったみたい)安心感。
3時50分頃に病院をあとにし,サイゼリヤでリゾットを食べて,空いたおなかを満たしました。そうそう,サイゼリヤでも3回トイレへ。すべて,おなかを膨らませていたガスがでるものでしたが。