ネット上の著作権−livedoor

ライブドア規約改定を予定。

(変更前)
本サービスにて作成されている全てのウェブログについて、当サイトの宣伝を目的として利用者への通知なしに自由に利用することができるものとします。

(変更後)
本サービスにて作成されている全てのコメントおよびトラックバックを含むウェブログについて、弊社は、利用者への通知なしに無償で利用することができるものとし、利用者は、弊社及び弊社の指定する者に対し、著作権等(著作者人格権の行使も含む)を行使しないものとします。

昔入っていたパソコン通信ケイネット(神奈川県の第三セクターだった。赤字が続く中,セコムが経営に乗り出し,いよいよ暗礁に乗り上げ,ついには解散に追い込まれた)を思い出した(自分も,書き込みを隠蔽されたり,広い意味での当事者だったが)。
この,いわゆるケイネット事件の概略は
http://www.asahi-net.or.jp/~LG9H-TKG/gairyaku.htm
にもあるが,サロンの解体,シスオペの解任,これまでの書き込みの削除,運営方針を批判する会員の権利停止,もちろん運営方針を批判する書き込みの隠蔽など,とんでもないものであったが,「メールも含め,ネット上の書き込みの著作権は(株)ケイネットに属する」などという規約改定もその一つであった。
これまでの書き込みの削除や強制脱会などへの抗議が中心となり,著作権についてはあまり大きな論点にならなかったというか,あまりにも馬鹿げていて相手にしなかった覚えがある。

Livedoorもせっかく,やっと,好印象を持たれたところなのだから,常識を持ってほしいが。


また,これはライブドアのブログだけでなく,はてなダイアリー会員も含め,自分自身の問題として考えるべきかと思う。


なお,ケイネットにおける書き込み削除,隠蔽同様,今回の規約改定にはライブドアによる強制削除問題があるようだ。
http://u8.livedoor.biz/archives/9214815.html