自衛隊は占領軍とシーア派幹部言明

サマワからの報道によると,シーア派のサドル師派幹部ガジ・ザルガニ師が同派指導部が「自衛隊は占領軍」と規定することを決めたとし,「われわれは占領者と闘っており,日本もその闘いの一部になった」と言明したとのことである。
また,ザルガニ師は「自衛隊は復興支援のために来たと主張しているが,アメリカ軍やオランダ軍と同様に占領軍だ」とし,「サマワにいる自衛隊の駐留延長を求める人間は,自分たちの利益のために言っているだけである」と話した。
アメリカ合衆国イラクの土地を蹂躙しつつある。男性も女性も,幼児も高齢者も殺され続けている。そしてイラクの人々の前にアメリカの正体が明らかとなってきた。この1年間のアメリカの我が儘な行動が引き起こしたのは,民衆の怒りであり,アメリカははるか長きにわたる報いを受けることとなるであろう
日本政府は,このアメリカの正体が見えないのか,見て見ぬ振りをしているのか。
人道的な支援というのなら,まずファルージャでのアメリカ軍の虐殺を止めなければ。