貧困ビジネス?

6月9日の朝日新聞千葉版の記事から

保護費天引き宿泊費「高額」 元入居者,運営NPOを提訴
首都圏で最大級の無料低額宿泊所を運営するNPO法人エスエスエス(SSS)の施設に入居していた男性4人が8日,生活保護費から高額な宿泊費や食費を天引きされたとして,保護費の一部と慰謝料など計約1520万円の損害賠償を求める訴えを千葉地裁に起こした。
 訴えたのは,2008〜10年に八千代市の施設に入居していた54〜70歳の男性4人。訴状によると,4人はいずれも生活保護の相談をしていた柏市八千代市などの自治体からSSSを紹介されて入居。毎月約12万円の保護費から,部屋代や食費,水道光熱費などの名目で約8万8千円を天引きされていた。実際には2DKの部屋を5人で使用させられており,使用料が高額だったと主張している。
 SSS側は「法令を守り,行政指導に従った運営をしており,問題はないと考えている」としている。