よろこびの歌 他
よろこびの歌
よろこびの歌 | |
実業之日本社 2009-10-17 宮下 奈都 著 おすすめ平均 ハイロウズファン必読 想い重なる・・・ 胸があたたかくなる小説 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
夢の裂け目
夢の裂け目 小学館 2001-09 井上 ひさし 著 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
シナリオなので,ストーリーははっきりしていながらも,本来ならば描写,色づけは演出次第。そこを読者が補って読む形。
劇中劇の寓話をもとに,東京裁判で裁かれるのは誰かを考えさせられる。
田村はまだか
田村はまだか | |
光文社 2008-02-21 朝倉 かすみ 著 おすすめ平均 女性ながら独特の男っぽい文体には惹かれたのだけど あたたかなユーモアを感じる作品 大人による大人のための青春エレジー Amazonで詳しく見る by G-Tools |
小学校時代の同窓会の三次会。バーで,遅れてくる「田村」を待つ小学校の同窓生5人。
第一話の田村の逸話が紹介され,おそらく,小学校時代のその出来事が,それぞれが人生に登場する一つのエポック。
後の話では,それぞれ5人の人生が「生きる」ということについて語られる。
田村待ちの人間としては,最後は蛇足かなと思いつつ,バーのマスターの人生も投影している面では,やはり締めの一話になっていました。
しかし,なかなかこういう濃厚な小学校の思い出はないな〜。
花まんま
花まんま | |
おすすめ平均 朱川 湊人 著 良い・・・・。(ネタバレあり) 怖さの中に優しさ、切なさ、ユーモアがある また好きな本が増えてしまった! 昭和30年代生まれの方、是非にお奨め しっとりと泣ける良作 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
表題作の「花まんま」は妹を守るお兄ちゃんのお話でもありますが,良かった。