国がお台場にメディア芸術の拠点を構想中

4月29日の時事ドットコムの記事から

お台場にアニメ美術館=11年度完成、目標は年60万人−文化庁
文化庁は28日、アニメ、漫画、映画などの作品を展示するための美術館「国立メディア芸術総合センター」(仮称)を新設する構想を発表した。東京・お台場が候補地で、来場者数の目標は年間60万人。2009年度補正予算案に建設費用117億円を計上しており、11年度の完成を目指す。
 有識者による検討会が今回まとめた構想では、延べ床面積約1万平方メートルの4−5階建てとなる見通し。館内にスクリーンを備え、常設・企画展示などを行う。将来を担う人材を育成するため公開講座も実施するという。
 運営は独立行政法人国立美術館が外部に委託する。年1億5000万円程度の入場料を見込むほか、企業の協賛金、関連グッズ販売、イベント会場としての使用料で運営費用を賄う予定。(2009/04/28-19:01)

映画やアニメなどのメディア芸術のナショナルセンターはない。構想としては面白い。
しかし,本当に必要かどうかと言われると正直迷います。建設費用だけでも117億円。運営も年間10億円程度は少なくてもかかるでしょう。それだけの額を税金から支出して良いのかと。
まあ,2009年度補正予算案に組み込まれているということですので,可決されるのはほぼ間違いないでしょうけれども。

正直,それよりも国立国際児童文学館でも作ってほしいと思っています。