憲法を変える手続きについて,議論を深めよ

国民投票法案については,最低投票率,マスコミや教職等公務員の活動制限など,検討すべき問題点が明らかになっている。
それにもかかわらず,国会という言論の府では,検討を投げ出し,採決へという策動が進んでいる。
すでに,衆議院においては,憲法調査特別委員会委員長が,自らの責を放棄し,強行採決を行った。
参議院でも,与党自民党公明党は共謀して,明日の強行採決を行うというがある。

自民党公明党が全国有権者過半数の得票を得ていないのに,国会の場では安定多数を得るという不可思議。
その上で,党議拘束が当たり前の現国会では,確かに議論を深めようという与党議員はいなくても不思議ではない。

国会が,国会たり得なければ,「日本国」という統治機構の民主主義は幻想となるのに。国会議員は,ただ党のコマとなるだけ。
議員様方,もう少し,議員らしく議論を深めてみませんか。

何か,嫌になっちゃうけれど,国会を見捨ててはいけないからね。